
今回は、一人暮らしで1ヶ月にかかる水道光熱費の相場と、すぐに試せる節約法について紹介します。
水道光熱費とは、主に電気、ガス、水道のことをいいます。
照明や冷暖房をつける、料理をする、お風呂に入るなど、生活するうえで必要不可欠なものとなっています。
一人暮らしのための部屋を探していると、つい家賃にばかり目がいきがちですが、光熱費も含めて考えるようにしないと、思わぬ出費が生活を圧迫する要因になります。
初めての一人暮らしで、光熱費がどのくらいかかるか予測がつかないのではないでしょうか。
ちなみに一人暮らしの1ヶ月あたりの光熱費は、平均で約1万2,000円前後といわれています。
一般的な光熱費であるガス・電気・水道料金の相場は以下の通りです。
電気:電気代 約5,500円
季節によって金額がかわるのが電気代です。夏、冬はエアコンが稼働していることが多くなるので、料金も高くなります。
ガス:ガス代 約3,500円
プロパンガスか都市ガスで大きく金額が変わります。
同じ使用量でもプロパンガスだと都市ガスの2倍以上かかることも。
水道: 水道料 約2,000円
通常2ヶ月に1回の支払いとなります。
水道局の管轄によって料金設定が異なり、地域によって価格に差があります。
すぐに試せる節約方法!!
電気、水道、ガスは、どれか1つ欠けても生活に支障が出てしまいますが、少しの工夫で無駄遣いを減らすことができます。次に節約方法に関してご紹介いたします。
■電気代の節約■
1・待機電力を減らす
普段使わないのに、コンセントをさしっぱなしにしている電化製品はありませんか?スイッチが切れていても微量ですが待機電力が発生しています。使用していない家電のコンセントはコマメに抜くことを心がけ生活してみましょう。
2・電化製品の買い替え
家電製品も10年以上もたてば、省エネ性能が格段に上がった製品が出てきています。古い電化製品が壊れる前に買い替えも検討するのもよいかと思います。
■水道代の節約■
1・トイレのレバーを使い分ける
トイレの水を流すときのレバーは大小と分かれていて、少ない水量でいいときはなるべく「小」のレバーで流すように心がけましょう。
2・水を出しっぱなしにしない
あたりまえのことですが、使い終わったらこまめに水を止める!シャワーの出しっぱなしはやめて、食器洗いでも水をためてから洗うほうが節水になります。
■ガス代の節約■
1・お湯の量を少なくする
お湯の量を少なくすることで、ガスの使用量を減らすことができます。シャワーで済ませることができるのであれば、そのほうが節水にもガスの節約にもなります。
2・ガスを使う時間を減らす料理を中心にする
コンロの火を長い時間使うほど、ガスを消費します。ガス代を節約したいなら、短時間で火が通って完成する炒め物や、電子レンジで作れる煮物など、コンロの使用頻度を減らすように工夫してみてはいかがでしょうか。
今だと、圧力鍋など時短できる調理器具が良く売られているのでそれらを使ってみるのもおすすめです。
3・設定温度を下げる
シャワーを浴びるとき温度を1度下げるだけでも、ガス代は下がります。この夏場は比較的下げやすいと思いますよ。これが一番簡単ですね!!
いかがでしょうか?
小さなことからコツコツと始めてみると、少しずつではありますが光熱費用を下げることができますよ。
現在賃貸にお住まいの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
また、これから引っ越しを考えている方は家賃等以外の光熱費などをふまえてお部屋探しをしてみるとよいお部屋に出会えるかもしれませんよ!