古い住宅を売る際のポイント
築年数で大きく変わるの?売るタイミングは?
リフォームした方が高く売れるのか?
弊社不動産記事をご高覧いただき誠にありがとうございます。
今回の記事は
「古い物件を売る際のポイント」
となります。
■悩み
「親から相続した実家があるけど税金などの支払いなどに困っている・・・」
「古い家なので通水や通風などの維持管理が大変で・・・」
「築年数もかなり経っていて売れるかどうか心配、内装などは触った方がいいの?」
こんな悩みや相談を多数の方々から頂戴しております。
築年数が経っていても需要がないわけではなく売り方などで古い家も売ることができます!
■古家の価値について
建物の価値とは年数が経過するとともに減少していきます。
広告媒体などでよく「築20年以上も経つと建物の価値が0円になる」などの記事もありますが
そんなことはありません!
あくまで木造の建造物の税法上の耐用年数が「22年」と定められているだけで20年を超えた建物が
0円になるとは限りませんし、売却価格を決める際は土地と建物の合計で算出します。
しかしながら築年数が経過していると売却するのにも難しくなってきます・・・
その要因としては
・昔に建てられた建物なので隣地との境界線があいまいで購入時に費用負担が発生する
・耐震基準を満たしていないため、マイホームを夢みている購入者視点でみると不安材料となる
などの理由で懸念されてしまう可能性もございます。
■売る前際にリフォームを行った方がいいのか?
外壁塗装や雨樋の修理、設備の新調などリフォームといっても大きく差が出ます。
個人的な意見としては
売却のためのリフォームは行う必要はありません!
高額な費用を使って高く売ろうとしても販売価格に大きく反映されることは稀だからです。
購入者は購入した建物をそのまま使うのではなく、リフォームやリノベーションを前提に購入される方がほとんどですので出費を増やすよりも入ってくる金額などに目を向けましょう♪
※購買意欲を損ねるような状態(残置物の放置)などの時は多少の修繕や清掃はしておいた方がよいでしょう。
■売るタイミングが非常に大切(築20年以上の建物)
築20年過ぎてきた建物ですとよっぽどの好立地で整備された状態でなければ希望価格を下回ることがほとんどです。
希望価格以上ではないと売らないというお考えではなく、値引き交渉された際の幅を持っておく姿勢で売却活動に臨みましょう!
■古い家を売る方法
・古家付き土地として販売する
・古家を解体して更地の状態で売却する
・大規模リフォームをしてリフォーム物件として販売する
・古家を不動産会社に買い取ってもらう
※古家付き土地や解体更地渡しの場合、古家部分の価格や解体費用分を値引きされる可能性があります。
※解体更地渡しでも必ずしも売れるわけではありません。(固定資産税が上がります)
いかがでしたでしょうか?D-Vision不動産では売却までの全面サポートや不動産買取も積極的に行っております。少しでも売却するご意向などがありましたらお気軽にお問合せ下さい(^^)/